2019年8月31日土曜日

新宿三丁目 ケバブ家

新宿三丁目ケバブ家。アダナシシケバブプレートを注文。アダナシシケバブとはアダナ地方の名物料理で、少し辛めに味付けしたラムの挽肉を串焼きにしたものである。アダナケバブとも呼ばれる。ここケバブ家ではオリーブオイルで合えたサラダとバター風味の強いピラフが添えられている。



アダナシシケバブはラムの風味が豊かで肉汁が滴る素晴らしい美味しさであった。私はこの店のメニューで初めてアダナシシケバブを知ったので、いつかはここで初めてのアダナシシケバブをと思っていた。それが達成され満足である。今回頼まなかったが別途パンを注文する事を勧める。皿に残った肉汁と合う事請け合いだ。


2019年8月24日土曜日

秋葉原 スターケバブ2号店アキバテラス

秋葉原スターケバブ2号店アキバテラス。ビベリエケバブを注文。このビベリエケバブ、6月18日から3日間限定で提供していた20周年サンドの復刻版である。ビベリエとは具材に使われているトルコのピクルスの事。今回は8月1日からの1ヶ月間限定での提供である。

このビベリエケバブはビーフケバブに沢山の野菜とピクルス、そして魅惑の香辛料スマックを入れてソースはかけずにいただく。ビーフケバブのスペシャル版でありトルコの味に近いものかもしれない。よくあるケバブが苦手で敬遠していた方には特におすすめのさっぱりとした、それでいてビーフが力強く主張するケバブである。




2019年8月9日金曜日

四谷三丁目 オットマンケバブ

四谷三丁目オットマンケバブ。さばサンドを注文。トルコのサンドと言えば肉を使ったケバブサンドが有名だが、魚を使ったケバブサンド、バルック・エキメキ(魚のパン)がイスタンブール名物としてまた有名なのである。使われるのは鯖、イスタンブールでよく獲れる。それをトルコパンに挟んで完成。

オットマンケバブのさばサンドはキャベツ・レタス・トマト・そしてオニオンとともに自家製パンに挟まれている。味付けは伝統的なスタイルのレモン汁。そしてここでもトルコのスパイス、スマックが使われている。メニューの写真は小さそうだが実物は違う。大きく盛られていてとても美味しそうだ。


味はどうだって?これはもう最高の美味しさである。脂の乗った鯖、食べた瞬間これは肉なのではないのかと思ってしまった程にジューシーである。さっぱりとしたレモン汁と酸味のあるスマック、そしてオリーブオイルの味わいが自家製パンと混然一体、ケバブ界最高レベルのサンドが見事に彷彿している。


今まで食べてきた鯖サンドは、正直に申し上げると「鯖を挟んだサンド」という感じでどこか
まとまりに欠ける感があって、イスタンブールで人気の味とは思えなかったのだけど、今日食べるのはまさしく「鯖サンド」であって全く別のサンドといって差し障りない。初めてここに来た時以来の感動がある。


食後のホット紅茶。砂糖は少しだけ入れるか全く入れないのがシェフさんのお気に入りらしい。また新たにアルコール類の提供を始めたとの事であった。