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2020年1月27日月曜日

羽田空港 ミセスイスタンブール

羽田空港第2ビル3F・ミセスイスタンブール(Mrs Istanbul)。私がケバブを食べ始めた2008年頃、ネット上のどこが最も美味しいケバブ屋なのかという議論で、常にトップの一つに挙げられていたのがこの羽田空港のケバブ屋であった。ここは次元が違う。その名声に異論を挟む者はいなかった。

私もケバブを食べているからにはここに足を運んでおかなければならなかった。ドネルサンドビーフをおすすめというマイルドソースで注文。厨房で肉が回っているのだが驚くべきはその形状。なんと円柱ではなく角柱が回っているのだ!トルコのケバブ写真でたまに見かける1枚が大きい豪快な切り方だ。



その大きく切られた肉を珍しいキュウリ入りのサラダとともに自家製パンに挟んだらソースをかけて完成。この見た目からしてこのケバブサンドが特別である事を予感させてくれる。そしてそのケバブサンドを口へ運べば、それは確信に変わるのである。



真のドネルケバブと絶賛された味はその名声に違わず、ケバブを食べる事の歓びを改めて思い起こさせてくれる。大きく広い薄切りビーフは洗練されたここにしか出せない味。この味は現在ビーフケバブの中で最も美味しいだろう。気分は飛んでイスタンブール。遠く2大陸の交わる国トルコの味。


さてこのミセスイスタンブール、運営しているのはあのケバブ天国シシマンと同じ会社である。ケバブ天国シシマンは既に閉店してしまったが、あの味は格別であった。この事も、この店に期待を抱かせた理由である。

2019年11月3日日曜日

新宿三丁目ケバブ家 (KEBAB ye)

新宿三丁目ケバブ家(KEBAB ye)。メニュー表が新しくなっている。増税に伴い価格が変わったのだがそれだけではない。なんとドネルケバブのメニューにソースがかけられるようになっている。ここは素材の味を活かしたソース無しを売りにしていた店なのでびっくりだ。

ソースの内容だがスウィートチリとホットチリ、ヨーグルトが選択できる。もちろんソース無しも選べる。この内ヨーグルトは以前から存在していたもので、どうしてもかけたい人は100円を払えばかけられる、珍しい有料ソースであった。ただのソースではなく自家製で手の込んだものである。

(以前のメニュー。ヨーグルトソースに注目。)

ドネルケバブサンドを注文。ソースはヨーグルトにした。というのも今日はビーフの日なのでチキンよりもビーフに合うのと、今まで有料だったものが無料でかけられるのでお得に感じたからである。ただし基本的にはここはソース無しが凄く美味しいという事は言っておきたい。まずはそこから入るべきだろう。

ドネルケバブサンドがやってきた。丁寧に焼かれたビーフとヨーグルトのコントラストが素晴らしい。美味しそうだ。久しぶりのケバブ家のビーフサンドは格別であった。今現在ビーフで1番を挙げるならここである。ヨーグルトはソースというよりヨーグルトそのものに近く酸味がある。そして自家製パンが至高だ。
ソースについて店主に話を伺った。曰く日本のケバブはソースがかかっている事が当たり前なので、ソースについて聞かれる事が多いのだという。なので増税による見直しを機にソースを用意したらしい。ヨーグルトに関しては無料になったのでお得との事。店主はソースは使わないが新ソースは満足の出来との事。
ハロウィン仕様の冷蔵庫

2019年8月9日金曜日

四谷三丁目 オットマンケバブ

四谷三丁目オットマンケバブ。さばサンドを注文。トルコのサンドと言えば肉を使ったケバブサンドが有名だが、魚を使ったケバブサンド、バルック・エキメキ(魚のパン)がイスタンブール名物としてまた有名なのである。使われるのは鯖、イスタンブールでよく獲れる。それをトルコパンに挟んで完成。

オットマンケバブのさばサンドはキャベツ・レタス・トマト・そしてオニオンとともに自家製パンに挟まれている。味付けは伝統的なスタイルのレモン汁。そしてここでもトルコのスパイス、スマックが使われている。メニューの写真は小さそうだが実物は違う。大きく盛られていてとても美味しそうだ。


味はどうだって?これはもう最高の美味しさである。脂の乗った鯖、食べた瞬間これは肉なのではないのかと思ってしまった程にジューシーである。さっぱりとしたレモン汁と酸味のあるスマック、そしてオリーブオイルの味わいが自家製パンと混然一体、ケバブ界最高レベルのサンドが見事に彷彿している。


今まで食べてきた鯖サンドは、正直に申し上げると「鯖を挟んだサンド」という感じでどこか
まとまりに欠ける感があって、イスタンブールで人気の味とは思えなかったのだけど、今日食べるのはまさしく「鯖サンド」であって全く別のサンドといって差し障りない。初めてここに来た時以来の感動がある。


食後のホット紅茶。砂糖は少しだけ入れるか全く入れないのがシェフさんのお気に入りらしい。また新たにアルコール類の提供を始めたとの事であった。


2019年7月5日金曜日

四谷三丁目 オットマンケバブ

四谷三丁目オットマンケバブ。キョフテバーガーを注文。キョフテサンドとの違いは玉ねぎが多く入っている事と、キョフテ自体がビッグサイズである事である。かつてのビーフケバブサンドに代わる新たな主力サンドである。果たしてやってきたキョフテバーガーはとても大きく、そして見るからに美味しそうだ。



食べてみると見た目通りとても美味しい。ラムとビーフのハンバーグはジューシーで素晴らしい。そしてキャベツに振ってあるトルコの魔法のスパイス「スマック」が、このサンドが特別である事を決定づける重要な役割を担っている。これも素晴らしいパンの裏にもソースが塗られていて拘りが詰まったサンドだ。




2018年12月30日日曜日

四谷三丁目 オットマンケバブ

※オットマンケバブは2019年4月にリニューアルしました。リニューアル後はこちらをご覧ください。


今最も注目と言っていいだろう四谷三丁目オットマンケバブ。チキンシシケバブを注文。シシとは串焼きの意(獅子ではない)。ゼロから作るため時間がかかるとの事でむしろ期待が高まる。チキンとサラダとバターピラフと自家製パンが乗っている。とても美味しそうだ。


メインのシシケバブ、香辛料の効いたチキンが絶妙の焼き加減で美味しい。サイドにあるケバブサンドにも使われる自家製パンもさることながらピラウ(ピラフ)がバターは薄い代わりに塩気が強くつけ合わせとしてアクセントが効いている。これぞトルコのケバブプレートという完成された一皿。



日曜が定休との事。

2018年11月25日日曜日

新宿二丁目 ボスボラス ハサン

新宿二丁目ボスボラス ハサン。ランチメニューの1番目を注文。メニューが早々に撤収されたため詳しい料理名は分からない。メインは鶏肉とじゃがいもと人参を少し辛いトマトソースで煮込んだもの。それにピラウ(ピラフ)とサラダとエキメキが付く。意外にも日本的な感じもする素朴な味わい。


この店は日本で最初のトルコレストランで腕を振るったシェフが独立して開店したものである。その最初のトルコレストランが誕生したのも新宿であったがその店は既に無い。このボスボラス ハサンは日本におけるトルコレストランのその始まりの原点を今に伝えているのかもしれない。

2018年11月11日日曜日

四谷三丁目 オットマンケバブ

※オットマンケバブは2019年4月にリニューアルしました。リニューアル後はこちらをご覧ください。


四谷三丁目オットマンケバブ。オットマンとはかつてのオスマン帝国の事。9月にオープンしたばかりの新しい店である。肉が日替わりで月水木土はチキンで火金日はビーフである。ビーフケバブサンドをおすすめという中辛ソースで注文。中辛だが少し辛いとの事。メニューの写真がかなり美味しそうだ。


オットマンケバブのサンドは自家製トルコパンのエキメキに挟まれている。この種のケバブは外れが無い。果たしてこれは尋常でない美味しさである。私が食べたビーフケバブで最も美味しく私が知る中で五本の指に入るケバブサンドである。何と言っても肉が素晴らしく香辛料が効きすぎない絶妙さである。


野菜はレタスでこれはビネグレットで和えられている。確かに辛みを感じるソースが肉と野菜とパンに見事に調和しこのドネルケバブサンドを次のレベルに引き上げている。食べ進むと最後のパンの端が固く焼かれているのだがそこに肉の脂とソースが染み込んでいてとても美味しい。


オットマンケバブについて店主に話を伺った。自分が食べたときに本当に美味しいと思うものだけを作る事をテーマにこの店を開いたとの事。店名はかつて強大な力を誇ったオスマン帝国が大好きなのでこの名前にしたとの事だ。もちろん日本も大好きらしい。まだ知られていないがこの店の繁盛を願いたい。

2018年7月14日土曜日

新宿三丁目 ケバブ家

新宿三丁目ケバブ家のドネルケバブサンド(チキン)。丸いトルコパンが特徴的。